
ビジネス本を中心に、名著を3行くらいで紹介します。今回取り上げたのは、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』です。



今回は、「無競争」について見ていこう。



【無競争とは、その顧客がアタマの中に他の選択肢を持っていないということ】(p.177)



唯一無二の存在、ってことでしょうか?



そうだね。そして、その上で、さらに大切なことがあるようだ。



【成長に対するストイックな姿勢が、無競争のニッチを維持する前提条件】(p.180)



ニッチって、狭い市場。それじゃ、あんまり儲からないのでは?



販売数や売上高と、利益は、別の問題だね。でも、「無競争」のポジションを維持するためには、重要な条件=「ストーリー」があるようだ。



【ニッチに焦点を定めて無競争による利益を追求するのであれば、成長はめざしてはいけない】(p.180)



ガーン。。



次回から、「トレードオフ」について見ていくよ。