『ストーリーとしての競争戦略』(楠木 健・東洋経済新聞社・2010年5月6日発行)-17

研究員

ビジネス本を中心に、名著を3行くらいで紹介します。今回取り上げたのは、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』です。

所長

今回は、「コンセプト」について見ていくよ。

助手

【コンセプトとは、その製品(サービス)の「本質的な顧客価値の定義」を意味しています。】(p.238)

研究員

もっと簡単に教えてください。

助手

【コンセプトは顧客に対する提供価値の本質を一言で凝縮的に表現した言葉です。】(p.241)

研究員

もっと、もっと簡単に。

助手

【優れたコンセプトを構想するためには、常に「誰に」と「何を」の組み合わせを考えることが大切です。「誰に」と「何を」を表裏一体で考えることによって、「なぜ」が初めて姿を現すからです。】(p.248)

所長

次回も、「コンセプト」について見ていくよ。

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