研究員
ビジネス本を中心に、名著を3行くらいで紹介します。今回取り上げたのは、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』です。
なぜSP(Strategic Positioning)では、「doing things better」が重視されないのか?
改善(doing things better)を軽視すれば、進化が止まってしまいます。
【賞味期限が短い】【「いたちごっこ」になりやすく、はっきりとした違いをつくれずに消耗するだけで終わってしまう】(p.116)
著者は、更に続けているよ。
【企業はすべての要素をベターにしようと努力の方向を拡散してしまい、その結果、報われないことにお金を使ってしまう】(p.116)
そんな無軌道な。。
そんなことにならないように、「SP:Strategic Positioning(種類の違い)」が必要だと筆者は主張しているんだね。次回もSPを見ていこう。