『ストーリーとしての競争戦略』(楠木 健・東洋経済新聞社・2010年5月6日発行)-20

ビジネス本を中心に、名著を3行くらいで紹介します。今回取り上げたのは、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』です。

最終回では、「コンセプトを構想するための最上にして最短の道」を見ていこう。

【ごく日常の生活や仕事の中で、嬉しかったこと、面白いと思ったこと、不便を感じたこと、頭にきたこと、疑問に思ったこと、そうしたちょっとした引っかかりをやり過ごさず、その背後にある「なぜ」を考えることを習慣にする。】(p.292)

深層心理、みたいなことでしょうか。

【回り道のように見えて、これがコンセプトを構想するための最上にして最短の道だというのが私の意見です。】(p.292)

今回で、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』を3行くらいで紹介するのは、最終回です。

今後の名著でも、「深層心理」や「ストーリー」について、紹介していこう。

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