『ストーリーとしての競争戦略』(楠木 健・東洋経済新聞社・2010年5月6日発行)-7

研究員

ビジネス本を中心に、名著を3行くらいで紹介します。今回取り上げたのは、楠木健著『ストーリーとしての競争戦略』です。

所長

著者は、元N.Y.ヤンキースの松井選手について、【なぜ松井選手は高額所得者になれたのでしょうか。】(p.87)と、読者に問うているよ。

研究員

それはシンプルに、松井選手が一流のバッターで、ホームランなどの優れた結果を残して評価されたから、では?

助手

【業界の競争構造を利益の源泉として重視する考え方からすれば】【「数多くのプロ・スポーツの中で、野球を選んだから」というのが答えです。】(p.87)

研究員

あぁ、そっちの事ですかい。。

所長

著者は、同じプロでも卓球やバレーボールでは如何に優れた選手であったとしても、松井選手のように高額所得者になるのは無理ですよね、と説明している。

助手

【「どうやって戦うか」よりも「どこで戦うか」を重視する考え方です。】(p.87)

研究員

確かに、個人の実力や努力の以前に、選んだ競技でプロ選手の最大年俸は決まってきそうですね。

所長

そうだね。次回から、また「競争戦略」について見ていくけど、そもそも「競争」って何だろうね?

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