研究員
ゲーム各社のうち、売上高のトップはソニーでも、営業利益では任天堂だったのですが、どちらの方が良いのですか?
「こちらが良い」とは一概に言えないから、『営業利益率』という経営指標を見てみよう。
「営業利益額÷売上高」で求められる『営業利益率』が高い方が、企業経営の効率がより高い、とされているようだね。
2021年5月に発表された、ゲーム15社の2021年1月から3月迄の3ヶ月間の業績は、以下の通りです。
営業利益率(%)の高い順に、左から右へ並べているよ。
最大のミクシィは 49%、
最小のKADOKAWAは マイナスだったようだね。
営業利益率(2021年1-3月)*ゲーム事業
①ミクシィ 49.1%
②カプコン 46.4%
③サイバーエージェント 36.3%
④ガンホー 36.3%
⑤コナミ 35.8%
⑥任天堂 33.7%
⑦コーエーテクモ 31.7%
⑧コロプラ 25.8%
⑨ディー・エヌ・エー 19.0%
⑩スクウェア・エニックス 13.8%
⑪グリー 12.4%
⑫バンダイナムコ 11.2%
⑬ソニー 5.0%
⑭セガサミー 1.5%
⑮KADOKAWA ▲4.7%
営業利益率の上位は、ソニーでも任天堂でも無かった。
各社のビジネスモデルにどのような違いがあるのか、いずれ分析してみたいね。
以上、2021年5月に発表された、ゲーム15社の2021年1月から3月迄の3ヶ月間の『営業利益率(%)』の比較でした。
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