コナミのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
大幅な増収増益で絶好調だね。
決算発表を見てみよう。
•売上高: 2、726.56億円(前年同期比 98.46億円増/+3.7%)
•営業利益: 365.50億円(同 55.78億円増/+18.0%)
•営業利益率: 13.4%(+1.6ポイント)
コナミの事業は、ゲーム事業の「デジタルエンタテインメント事業」の他、「アミューズメント事業」、「ゲーミング&システム事業」、「スポーツ事業」に分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年度3月期の決算(12ヶ月)では、売上高の74.9%、営業利益の200.9%(!?)を占める主要事業です。
ゲーム事業が他の事業の損失をカバーしているため、「営業利益の200%を占め」ている形なんだね。
ゲーム事業の業績(12ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 2、041.85億円(前年同期比 507.85億円増/+33.1%)
•営業利益: 734.46億円(同 302.46億円増/+70.0%)
•営業利益率: 36.0%(+7.8ポイント)
業績のハイライトは、以下の通りです。
•モバイルゲームはグローバル市場で、「eFootball PES 2021」と「遊戯王 デュエルリンクス」が牽引
•Apple Arcade で配信中の「Frogger in Toy Town」で大型アップデートを実施
•モバイルゲームは国内市場では、「プロ野球スピリッツA」が好調、「実況パワフルプロ野球」も引き続き好評
•家庭用ゲームでは、「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」が順調に推移(5月時点では300万本突破)
アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業、スポーツ事業の減収減益を補って余りある『桃太郎電鉄』の大ヒットだったね。
*決算発表資料(6ページ)
以上、2021年5月13日発表のコナミの決算報告でした。
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