研究員
カプコンのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
増収増益の絶好調だったね。
決算発表を見てみよう。
•売上高: 953.08億円(前年同期比 137.17億円増/+16.8%)
•営業利益: 345.96億円(同 117.69億円増/+51.6%)
•営業利益率: 36.3%(+8.3ポイント)
カプコンの事業は、ゲーム事業の「デジタルコンテンツ事業」の他、「アミューズメント施設事業」、「アミューズメント機器事業」、「その他事業(映像化やeスポーツ)」に分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年度3月期の決算(12ヶ月)では、売上高の79.0%、営業利益の107.0%を占める主要事業です。
ゲーム事業の3月期の実績(12ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 753.00億円(前年同期比 153.58億円増/+25.6%)
•営業利益: 370.02億円(同 128.41億円増/+53.1%)
•営業利益率: 49.1%(+8.8ポイント)
業績のハイライトは、以下の通りです。
•『モンスターハンターライズ』は、3月発売で出荷400万本を突破
•『バイオハザード RE:3』は、390万本と順調な販売
•『モンハン:アイスボーン』や『バイオ RE:2』など採算性の高いリピートタイトルで利益が拡大
•次世代機ゲーム機向けタイトル『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』を発売
売上の半分が利益(営業利益率:49.1%)って、異次元だ。
以上、2021年5月10日発表のカプコンの決算報告でした。
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