研究員
ディー・エヌ・エーのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
増収増益の、V字回復だったね。
決算発表を見てみよう。
•売上高: 1、369.71億円(前年同期比 155.84億円増/+12.8%)
•営業利益: 224.95億円(同 681.71億円増/+?%)
•営業利益率: 16.4%(+54.1ポイント)
営業利益の前年同期比のパーセンテージが「+?%」になっているのは、前年が赤字だからだね。
ディー・エヌ・エーの事業は、ゲーム事業の他、「スポーツ事業」、「ライブストリーミング事業」、「ヘルスケア事業」、「新規事業・その他」に分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年度3月期の決算(12ヶ月)では、売上高の66.7%、営業利益の83.9%を占める主要事業です。
ゲーム事業の3月期の実績(12ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 910.07億円(前年同期比 75.0億円増/+9.0%)
•営業利益: 188.69億円(同 46.69億円増/+32.9%)
•営業利益率: 20.7%(+3.7ポイント)
業績ハイライトは、以下の通りです。
*出典:決算説明会資料(5ページ)
•IPを活用したタイトルからは、『スラムダンク』が新たにグローバルでのヒットになり、大きく貢献
•国内既存タイトルも健闘
•コスト構造見直しも奏功
業績ハイライトで『国内既存タイトルも健闘』とあるように、『3期以前に配信開始のアプリ』が、ユーザー消費額で大きなシェアを占めていたんだね。『ブラウザ』ゲームのシェアにも驚きだ。
*出典:決算説明会資料(24ページ)
以上、2021年5月7日発表のディー・エヌ・エーの決算報告でした。
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