ソニーのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
「踊り場」に差し掛かったかな。
2021年8月4日に発表された、ソニーグループ(全社)の6月期の業績(3ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 2兆2、568億円(前年同期比2、938億円増/同+15.0%)
•営業利益: 2、800億円(同 583億円増/同+26.3%)
•営業利益率: 12.4%(同+1.1ポイント)
ソニーグループの事業は、ゲーム事業を行う「ゲーム&ネットワークサービス分野」の他、テレビ等の家電、イメージセンサー、音楽、映画、金融など8つの事業分野に分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年度6月期の決算(3ヶ月)では、売上高の27.3%、営業利益の29.7%を占める主要事業です。
㈱アニプレックスで展開する『Fate/Grand Order』等のモバイルゲームは、ゲーム事業ではなく、「音楽分野」に含まれているね。
ゲーム事業の6月期の実績(3ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 6、158億円(前年同期比 97億円増/同+1.6%)
•営業利益: 832億円(同▲406億円/同▲32.8%)
•営業利益率: 13.5%(同▲6.9ポイント)
業績のハイライトは、以下の通りです。
•営業利益は、全世界で巣籠もり需要が大きかった前年同期比でソフトウェア減収の影響に加え、ハードウェアでの損益悪化や販管費の増加などより、前年同期比で大幅減
•当年度の PS5販売台数は、PS4導入翌年度の実績である1,480 万台を上回るという従来目標に変更なし
•『MLB 21』は、プレイステーション以外のプラットフォームへの展開で、売上・利益に大きく貢献
前年度の大きかった「巣籠もり需要」の反動が来たようだね。
以上、2021年8月4日発表のソニーグループの決算報告レポートをご高覧いただき、ありがとうございました!