研究員
KADOKAWAのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
増収増益で、絶好調だね。
決算発表の数字を見てみよう。
•売上高: 2、099.47億円(前年同期比 52.97億円増/+2.6%)
•営業利益: 136.25億円(同 55.38億円増/+68.5%)
•営業利益率: 6.5%(同 +2.5ポイント)
KADOKAWAの事業は、ゲーム事業の他、書籍等の「出版」、アニメ等の「映像」、ニコニコ等の「Webサービス」などに分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年3月期の決算(12ヶ月)では、売上高の7.9%ながら、営業利益は20.1%も占めています。
ゲーム事業では子会社として、㈱角川ゲームス、㈱スパイク・チュンソフト、そして㈱フロム・ソフトウェアを抱えているね。
ゲーム事業の3月期の実績(12ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 166.36億円(前年同期比 23.99億円増/+16.9%)
•営業利益: 27.44億円(同 14.66億円増/+114.7%)
•営業利益率: 16.5%(同 +7.5ポイント)
業績のハイライトは、以下の通りです。
•『ポケモン不思議のダンジョン』、『SEKIRO』、『DARK SOULS』のリピート販売が増収に貢献
•共同・受託開発事業が増加
•海外ロイヤリティの貢献
ゲーム事業は、利益で大きく貢献しているね。
以上、2021年4月30日に発表のKADOKAWAの決算報告でした。
ご高覧いただき、ありがとうございます!