研究員
コーエーテクモのゲーム事業の業績って、どうなんでしょう?
増収増益で、絶好調だね。
決算発表の数字を見てみよう。
•売上高: 603.70億円(前年同期比 177.25億円増/+41.6%)
•営業利益: 243.97億円(同 102.95億円増/+73.0%)
•営業利益率: 40.4%(同 +7.3ポイント)
コーエーテクモの事業は、ゲーム事業を行う「エンタテインメント」の他、スロット・パチンコ・施設運営を行う「アミューズメント」や「不動産事業」に分かれています。
その中でゲーム事業は、2021年3月期の決算(12ヶ月)では、売上高の94.1%、営業利益の98.3%を占める主要事業です。
ゲーム事業の3月期の実績(12ヶ月)は、以下の通りです。
•売上高: 568.08億円(前年同期比 177.02億円増/+45.3%)
•営業利益: 239.74億円(同 106.08億円増/+79.4%)
•営業利益率: 42.2%(同 +8.0ポイント)
業績のハイライトは、以下の通りです。
•パッケージゲーム『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が累計出荷数370万本を超えるヒット
• スマートフォンゲーム『三國志 覇道』は月商10億円を達成
•IPライセンスした『三国志・戦略版』はApp Storeで18ヶ月連続上位5位にランクイン
『ゲーム事業は売上高の94.1%を占める主要事業』ということが、グラフを並べてみると、よく解かるね。
以上、2021年4月26日に発表のコーエーテクモの決算報告でした。
ご高覧いただき、ありがとうございます!